MH.net

 

MH的学生生活

建設日:2004/05/08
更新日:2004/05/08

 2004年4月の日記

 2004年4月30日(金)

GW5連休の前日。あと1日がんばればお休み。今日の授業が休講になってくれれば7連休なのに,律儀に休講なし。

1限法情報学。何をやったか思い出せない……。

2限民事U,サブリース契約。バブル経済崩壊の後処理の問題。先鋭的な論点なだけに,意見が割れて面白かったです。

4限刑事U,業務妨害罪。終わりの30分は新しい試みということで,学生側から司会者を立てて,全員で討論。実質的な議論に入る前に時間切れで来週に持ち越し。

ディベートというのは,講義よりも余計な時間のかかるものです。そのあたりを司会者と発言者全員が認識して,無駄な議論を極力切り捨てる努力を怠ると,冗長な雑談に終わってしまいます。

今日は4月最後ということで,小名木教授(刑事U)と笹田教授(公法T)から「論点主義に陥らないように」ということでお話をいただきました。意義深い講話でした。

それから,今日は私の26歳になる誕生日。

例年のことですが,両親や兄・妹から何の音沙汰もなし。忘れられているのでしょう。

クラスのみんなはよく覚えてくれていて,昼休みにはルームメイトがケーキを買ってきてくれてみんなで食べたり,夜は飲み会2件でお祝いしてもらいました。名前入りのチョコレートプレートが乗ったケーキなんて,何年ぶりのことでしょう。

人生で一番,友達に恵まれた誕生日でした。

 2004年4月29日(木・祝)

祝日といえども休講になるのは1限経済法のみ。研究室のイスの上で3時間ほど仮眠をとったけど,やはり寝不足。2回も途中で昼寝をしました。

藤田宙靖『行政法入門〔第3版〕』(有斐閣・2003)を読み進め,あとは明日の民事Uのためにサブリース契約についての資料読み。

睡眠不足解消のために23時には就寝。

 2004年4月28日(水)

今日も8時出勤。いかんなー。

2限刑事T。爆睡。判例集2冊の上に六法を乗せて,枕を作ってぐっすり。どうも皆様に好評だったらしく,あとで見たら研究室のドアにぶら下がっているホワイトボードに「小六法は枕じゃありません」って誰かに書き込まれてました。(^_^;)

3限国際法特論。やっと法源問題が終わりました。あと1〜2回で全体を流して,そのあと管轄権問題に突っ込みます。

4限商事T,株主平等原則。難しすぎず簡単すぎず,良いレベルだったのではないでしょうか。後半は大塚教授による資本金の解説でしたが,貸借対照表を理解してない人には難しかったようです。私は楽勝。

7限行政法。やはり7限はきついので,次回から月曜3限に変更。猛烈なスピードで進みます。予習が必須。

夜はGWに開くクラス会(ジンギスカンパーティー,略してジンパ)のビラをみんなで作ったりして,休前日モード。

みんなが帰った23時頃から独りで文献を読み始め。泊まるつもりもなかったのに,思うように捗らなかったのでそのままお泊まり。6泊目。6時頃に力尽きました。

 2004年4月27日(火)

近頃,どうも朝起きれません。よって,今日も出勤は8時少し前。来て最初に研究室を掃除機かけるのが日課です(たまにサボりますが)。

午前は前回休んだ経済法のノートを写したり,刑事Tの予習をしたり。食堂が混む前に11時にランチ。

3限経済法。稗貫先生,相変わらずノート取るの大変です。

4限民事T。代理契約について。うとうと……。

夕方,先日リサイクルショップで買った冷蔵庫が届きました。配達してくれたリサイクルショップのおじさんを,わざわざ6人で校舎の外までお出迎え。久しぶりにみんなではしゃいでいました。

9,000円で買ったので,7人で割ってひとり1,300円。とりあえず欲しいものはビールに牛乳。

夜は明日の国際法のために資料読み。終わらない!けど0時半,帰途に。

 2004年4月26日(月)

ありました,ありました!USBメモリが。上着のポケットに入ってました……。アホですね。一緒に探してくれたクラスメイトたち,ありがとうございました。<(_ _)>

2限公法T。立法不作為。在宅投票制度廃止訴訟とハンセン病国賠訴訟がテーマ。どちらも私が3年前に関わったテーマ。在宅投票問題は昨年公職選挙法が改正され,大きく前進しました。あともう一歩の詰めが必要ですが。

昼は久しぶりに学外でランチ。おいしいパスタをいただきました。リフレッシュ!

5限(〜22:00)経済法ゼミ。前半は米国水平合併ガイドライン。次回のJAL/JAS統合問題への布石。

後半はノエビア事件控訴審判決。独禁法上よりも,民事上の救済の面で非常に示唆的な判決でした。上告審の動向に注目です。

「示唆的」ということをもうちょっと詳細に書きますと,民法は対等な取引を観念しているので,「契約自由の原則」「私的自治」の名の下,不合理な(通常の取引人だったら締結しないような)契約を結んでしまっても,いったん契約を結んだ以上はなかなか民法上の救済は難しいのです。

そこで独禁法の一般指定を援用して,契約地位の濫用や取引拒絶に対して「独禁法に悖る」という表現で民事上の不法行為(民法709条以下)を構成できないか,という視点です。

GW中にでも,上記立場を唱導する根岸哲(神戸大教授)論文でも読むことになりそうです。

 2004年4月25日(日)

今日も雪がちらついています。やっと少し余裕ができたのか,午後から出勤。ゼミ資料のアメリカ司法省『水平合併ガイドライン』を読んでました。

海外のものとはいえ,日本の公取委が近々成案を出すであろう『企業結合審査に関する独占禁止法の運用指針』にも色濃く影響が出ています。読んでおいて損はないでしょう(得があるとも言えませんが)。

悲しいことに一昨日からUSBメモリ(128MB)が行方不明です。どこかで落としたのかな……。きっと,見つからないでしょう。また新しいのを買わないと。(/_;)

 2004年4月24日(土)

午後から知的財産法の自主ゼミと経済法研究会が入っているため,8時に出勤して予習。知財のほうは先週の復習をしただけで終わってしまいましたが。

13時,知財法自主ゼミ。不正競争防止法を読み合わせしています。経済法とも密接に絡むので有意義です。

14時,自主ゼミを途中で抜けて経済法研究会。マイクロソフト社に対するEC委員会の排除措置とトリンコ事件最高裁判決を受けての事例研究。学者の集まりを聴講してるだけなので,ついてゆくのが精一杯。というか,ついてゆけてません。

夕方,研究室に置く冷蔵庫をリサイクルショップに買出し。午後から降りだした雪のせいで,車には雪が積もっていました。今度こそ最後の雪となるかな。

 2004年4月23日(金)

1限法情報学が休講。1限がないと楽ですね。

2限民事U。先週提出した論文が添削されて帰ってきました。寝起きの30分+授業中の内職で仕上げた論文の割には7段階中上から2番目の評価がついていました。「乱暴な論理」というご指摘もいただきましたが。(~_~;)

4限刑事U。W大のU教授事件について,わいせつ罪と侮辱罪のボーダーについての討論。なかなかおもしろい議論になりながら,最後は判例に落ち着くという絶妙の構成。

↑ちなみに,このサイトを刑事Uの小名木教授が覗いていることが判明したから絶賛したわけではありません。(笑)

飲み会へ流れてゆく級友たちを横目に,明日の経済法研究会のために資料整理。

 2004年4月22日(木)

どうも一昨日の研究室宿泊が響いたせいか,昨日はずっと眠くてだるかったので,早めに帰って寝ようと思ったのですが,結局0時を越えてしまいました。

今朝起きたら9時半。よって1限経済法は寝ブッチ。寝ブッチは入学後初です。まあ,履修していない聴講科目なので良しとしましょう。

村上先生による行政法の補講が開講されることになったため,行政法の自主ゼミは解散しました。演習中心にする予定の新行政法自主ゼミをゴールデンウィーク後から開始します。

よって,本日は自主ゼミもなく,何もなし。ルームメイトから経済法のノートコピーをもらい,独禁法審決判例百選を読みながら,休んだ分の授業の独習。

夜は民事Tの課題。本日締め切りですが,終わらせずに0時に帰宅。明日7時に来て,仕上げます。

 2004年4月21日(水)

2限刑事T。90分中70分は寝てました。(・_・;)

3限国際法特論。国際法の法源について。小森先生が法源論についての国内での第一人者なんだと今更知りました。そんな先生に1対1で授業やってもらえるんですから,幸せのような,過酷なような……。

4限商事T。先週発表を済ませてしまったので,これで今学期はほぼ安泰でしょう。よって平和でのどかな授業。

7限行政法。単位のつかない補講です。学部時代に行政法を履修していない既習コースの人向けに,来学期開講される公法事例問題研究U(行政法域の事例研究)のための基礎知識を学ぶものとして,村上先生がサービスで開いてくださります。

ただ,本当は学部で行政法T・Uで8単位(60コマ)かけてやるものを,補講では10数回でやろうというわけですから,スピードにして4〜5倍です。ハードさが想像つきます。

今日は水曜7限(19:30〜21:00)の開講でしたが,いずれ月曜3限に移動することになりそうです。

前日の研究室お泊まりが響いていたので,0時過ぎには帰宅し,就寝。

あ,そうそう。昨日書き忘れた話題をひとつ。

昨日は家で作ったおにぎりを大学に持って行きましたが,暖房のよく効いた研究室に置きっぱなしにしたら,夜中に食べようとしたときには腐っていました。(涙)

生たらこのおにぎりだったのが災いでした。わかめおにぎりにすれば良かった……。

 2004年4月20日(火)

午前中は刑事Tの論文を再考。練り直したものの,結局当初の案で行くことに。

午後は3限経済法。経済法はそろそろちゃんと教科書を一通り流して読まないとなぁ,と思いつつ,それはGWに余裕があればいたしましょう。

4限。眠気の誘う午後,民事Tでいきなり発言指名されて目が覚めましたが,何とか切り抜けました。

夕方に所用があって,大学に戻ったのが21時。そのまま国際法の文献を読むだけで朝になってしまいました。よって研究室5泊目。

 2004年4月19日(月)

午前は公法事例T,統治行為論。相変わらず憲法訴訟の話題。というか,今学期は憲法訴訟の話題しかやらない模様。おひおひ……。

なんとなく非効率な午後を過ごし,夕方から経済法ゼミ。5分休憩2回を入れながら,16時半〜22時。疲れました。

本日のテーマは産業組織論。独占禁止法と共に発展してきた競争政策の経済学です。要はミクロ経済学の応用ですが,独禁法の「実質的な競争制限」や「独占状態」,「カルテル」を経済学的に分析します。

Herfindahl Index(ハーフィンダール指数)とかは来週のアメリカ合併ガイドラインにも出てきますが,日本の競争法もミクロ経済学の数式なくしては語れない日がそう遠くないのかも知れません。

午前2時帰宅。

 2004年4月18日(日)

4月18日。一年で一番想いに耽る日。友人3人の誕生日。紀宮様の誕生日(35歳になられたそうで)。それから,大切な人の命日。

外はいい風吹いていて,晴天。海に出たい気持ちをぐっと我慢の子。

今週書こうと思っている2本の論文の基礎データを専門家からヒアリングしたり,文献調査したり。こういう地道な時間が大事ですね。

それより,明日締め切り(と自分で勝手に設定している)論文はまだ何も手をつけていません。やばいです。

 2004年4月17日(土)

久しぶりにゆっくりと朝寝して8時起床。洗濯・掃除などの家事を一通りやって,冷蔵庫の中の食材整理がてら自炊してブランチを済ませ,午後から知財法の自主ゼミ。

北大では7月20日から30日までの9日間に30コマという過激な知的財産法集中講義(4単位)がありますが,私はその日程でEC競争法(神戸大の根岸哲教授の集中講義。ただし法科大学院課程外なので単位なし)を受講する予定なので,クラス メイトたち10名弱で自主ゼミを開いています。

他のメンバーたちの動機は「集中講義期間は別の勉強をしたい」とか「集中講義で夏休みを減らされたくない」とか「集中講義の前に一通り知財法を予習しておきたい」といった具合に,さまざまです。

夕方からは月曜の経済法ゼミのために産業組織論の論文読み込み。産業組織論とは要するにミクロ経済学なんですが,久しぶりの経済学の数式計算のせいで遅々として進まず。終わったら日付が変わっていました。

気がついたら午前2時半。大学に泊まろうかとも思いましたが,やはり研究室で寝ると疲れが取れないので家に帰って布団で寝ることにしました。

 2004年4月16日(金)

朝5時半頃,研究室のイスの上で仮眠。目が覚めて7時半。それから慌てて民事Tの論文書き。手元の構成を切り貼りしながら,寝ぼけた頭で猛烈タイピング。指もしどろもどろになりながら,何とか30分少々で2通書き上げました。

顔を洗ってから,1限法情報学。PCルームでPCを使いながら,法文検索などの練習をします。そんなことはお手の物なので耳だけ傾けながら,民事Uの論文書き。こちらも何とか1限の間に書き上げ,2限の民事Uに提出。

民事Uは借地借家法。定期借家権の議論。きっと試験には出ないでしょう。(笑)

4限刑事法U,住居侵入罪。判例も安定してないし,難しいですよね。

3コマ出ると,辛いです。刑事Uは一週間の最後の授業ということもあって,終わりの30分ぐらいはそわそわとしてしまいます。(^_^;)

夜は飲み会。うーん,はしゃぎすぎ?

 2004年4月15日(木)

1限経済法。そろそろ授業を聞いているだけじゃなくて,主体的に何か始めないと。来週の月曜の経済法ゼミもありますので,その準備もしないとなりません。次回のゼミのテーマは「産業組織論」。おもいっきり経済学です。

2限の時間に健康診断。久しぶりに体重計に乗ったら,案の定落ちてました。ちゃんと食べないと。と言いつつ,終わった後の昼ごはんはカップめん……。

午後は行政法の教科書を読んで,夕方に行政法の自主ゼミ。公法系は大学の学部時代から殆ど履修しなかったので,後期の行政法の事例問題研究のために,今から基礎を入れておこうという魂胆です。

最近,国際法とか特許法の小難しい本ばかり読んでいたので,行政法の教科書が異常に楽に感じました。

夜は民事Tと民事Uの課題。明日の朝まで。前日まで全く手をつけていない度胸ある怠慢学生は私だけのようです。

何日も前から覚悟していたように,大学にお泊まり。4泊目。

 2004年4月14日(水)

2限刑事T,因果関係。最判平15.7.16を題材に行為後の事情につき相当因果関係説の危機というテーマで修正説と前田説の検討。

3限国際法特論。今回は法源がテーマ。どこの法科大学院でも国際法を履修する人が少なくて国際法の先生方は困っているそうです。ねらい目?(笑)

4限商事T,法人格否認の法理。発表者(2名)に対して質問する立場(2名)で討論。ちょっと細かい議論に流れすぎたと反省しながらも,一部の人には意図した議論のテーマ「法人格否認の法理の補充性」を理解してもらえたらしく,討論内容は賛否両論でした。

授業を3つ出ると,頭が融けそうになります。夕方から気分転換にスーパーや文具店にお買い物に出かけ,夜になって少し行政法に手をつけ,1時半就寝。

 2004年4月13日(火)

3限経済法,4限民事T。民事Tのテーマは法人。どうもこの分野は弱いらしいです。ちゃんと一回詰めておかないと。

夕方に特許法の試験を受けて,夜はHP更新。第2回リポートをアップしておきました。

久しぶりに0時前に家に帰り,テレビ東京系列のWBSをつけてみたら植草教授逮捕の続報がやっていました。やっぱり,下半身と金に汚い人間は,何をやっていてもダメですね。

明日の国際法特論,まだ文献を読み終わっていません。やばいです。

 2004年4月12日(月)

夕方の独禁法のゼミが休講になったため,午前の公法Tのみ。「訴訟と非訟」の昭和31年からの判例を追いながら,折衷説へ展開。なかなかおもしろい。

午後は入学当初からずっとトラブル続きの無線LANを業者が修復に来ました。4時間ぐらいかかってわかったことは,私の部屋のアクセスポイントが壊れている,ということ。別の部屋に行けばつながるのです……。

隣の部屋の電波を拾って接続できるようにして,やれやれ解決と思っていましたが,夜から隣室でもアクセスポイントが不具合。どうも呪われているような感がします。

そんなこんなで特許法の勉強は進まず,大学にお泊まり。

 2004年4月11日(日)

国際法と特許法の勉強をしたいのに,捗らず。水曜に発表の会社法(法人格否認の法理)について共同発表者と詰め,何とかイメージはできあがりました。楽しいものになりそうです。

ルームメイトの誕生日だったので,夜まで残っていた4人でサプライズパーティー。ケーキとスパークリングワインをおいしくいただきました。

 2004年4月10日(土)

泊まっていった友人を家まで車で送り,昼から大学へ。昨日の深酒のせいか,出勤している人は少ないです。

課題を2つやっつけて,あとは商事Tのカウンターペーパーのためのリサーチ。法人格否認の法理について,裁判例を10本以上読みました。

あまり時間をかけたくなかったのに,結局それだけで一日が終わりました。更に続きは明日やります。

3日ほど前の日記に「今学期は特許法ゼミを履修しない」と書きましたが,来年は開講されないことが発表されたので,破滅覚悟で特許法ゼミも受けることにしました。来週火曜日に特許法の履修審査試験。中山先生の面子もかかっているらしいので,とりあえずがんばってみます。

 2004年4月9日(金)

1限から入っています。まず法情報学,論文検索とかに関するお作法を学びます。とりあえず2回出席してみましたが,履修しない可能性が高いです。

2限は民事U,欠陥住宅問題。4限に刑事U,傷害罪。不完全燃焼な議論が続きます。

夜はクラスメイトたちの飲み会に2次会から合流。1次会は数グループに分かれてやっていたのが,2次会で30人以上に膨れ上がり,収拾不能。こういうときの幹事様は尊敬に値します。ほんと,お疲れ様でした。

 2004年4月8日(木)

事例問題研究のない,楽な一日です。ただし,1限から経済法。単位を取る予定のない科目に,よくも毎回欠かさず出ているものだと,我ながら感心。

2限は司法制度論。私の研究とは関係のない科目ですが,頭の引き出し作りのため。憲法解釈,憲法訴訟,憲法改正。訴訟法三法(民訴,刑訴,行訴)。

午後は区役所までお出かけ。国民年金の手続き。これでも,20歳になってから未納ゼロ。優等生です。

夜はルームメイトらと欠陥住宅をめぐる民事上の問題について討論。

 2004年4月7日(水)

水曜はハードです。午前に刑事T,罪刑法定主義についての議論。題材はわいせつ物公然陳列罪の最高裁判例(平13.7.16)と,マガモ事件(平8.2.8)。まあまあ,活発な議論になったでしょうか。

午後は国際法特論。またもや,ひとり。というか,法科大学院専用科目なので本当にひとり(涙)。先生も戸惑っておられました。

先生とふたりで何をやろうかと話し合い,私の研究に合わせて授業内容を全て変更してくださり,International Jurisdictionの問題を扱うことになりました。非常にありがたいです。設置初年度ということ,学生数が少ないこと,応用性が高いので国際法の基礎を学んでない人が履修しないこと,などが幸いしたようです。

そんなわけで,研究の展望が一気に開けてきたので,そちらに比重を移し,今学期履修予定だった特許法のゼミは来年に見送ることにしました。(ちなみに,北大は知的財産法が21世紀COEに選ばれているので,特許法のレベルは非常に高いです。)

午後後半は商事T(会社法)。来週までの発表者のカウンターペーパー作成を指名されました。

来週まで,やること盛りだくさんです。

久しぶりに早めに帰って,ゆっくり寝ることにしました。

 2004年4月6日(火)

研究室のイスの上で仮眠しただけなので,体は痛いし,風邪もちっとも快方に向かわず。

午後はまず法学部生に交じって経済法の講義。履修届を出さないオブザーバー参加なので気楽ではありますが。昨日のゼミで来ていた留学生がたくさん来ていました。先生が六法を忘れたため,条文を間違えるたびに私が声を上げて指摘したり,なかなか気の抜けない授業でした。

次は民事T。ゆったりペースの平和な授業です。課題が大変な割に,議論は深まらず。

夕方,シャワーを浴びに家に帰り,再び大学へ。今日もお泊まりです。風邪ためにも珍しくドリンク剤を飲むことに。

 2004年4月5日(月)

午前は公法T。英米法のcertiorariとか,当たり前のように出てきたけど,当然の前提知識ではないと思うのですが……。

午後は住民票を取りに,街へ。一級小型船舶免許の更新が迫っていますゆえ。

夕方,経済法の演習。16:30〜22:00という過酷なゼミ。なのに2単位。でも,おもしろいので許します。ちなみに,研究者養成課程との合同演習ですが,法科大学院からの履修は私ひとり。しかも,参加者の半数以上は留学生です。

そして明日の民事Tの課題をやっていないので,大学にお泊まり。風邪悪化。

 2004年4月4日(日)

風邪,治らず。休んでないのだから,当然でしょう。朝7時から研究室にこもってましたが,なかなかはかどらず。

日曜日なのに,ルームメイトたちもちらほらと顔を出し,公法T(憲法)の意見交換ができました。自分の考えの煮詰まっていないところがわかり,有意義でした。

水曜日に特許法の試験あり。かなりやばいです。殆ど忘れていますもの。

 2004年4月3日(土)

前日5時まで飲んでいたのが響き,昼ごろまで二日酔い+風邪。午後は工作したり,先週1週間の研究の整理をしたりしていましたが,どうにもこうにも体調が悪くなってきたので,23時頃には帰宅。あたたかくして寝ることにしました。

体調管理。栄養管理。ほんと,自己管理が第一の喫緊課題です。

田中前外務大臣側,特別抗告せず。コラム欄に加筆しなければと思いながらも,今週はそれどころではない気がします。

 2004年4月2日(金)

事例研究が開始。今日は民事U(債権法)と刑事U(刑法各論)。展開が速くて,みんなついてゆくのに精一杯みたいです。

刑事Uで堕胎罪の話題になり,人工妊娠中絶は22週まで可能で,その法的理由とか,通常出産は40週だとか,最終の生理日から週を数え始めるとか,そういったことを私がぽんぽん答えていたら,なぜそんなに詳しいのかとみんなに驚かれてしまいました。

「だって,入学前の商売でしたから」と,曖昧に答えたら,私が医者だったと一部の人が勘違いしてしまったようです。(笑)

違います。私の商売は,医療・福祉分野のロビイストです。

夜は研究室のルームメイトらと飲み会。仲間意識の強い人たちで嬉しいです。

 2004年4月1日(木)

4月になりました。忙しすぎて,エイプリルフールなのに,気の利いた嘘を考えている暇がありませんでした。

今日から授業開始。と言っても,木曜日は個人的に定休日なので,授業には全く出ず。本日締め切りのレポートを書き上げてました。

と,ここで問題発生。PCルームが大学の設備設定の遅れでまだ開室しておらず,プリンターで印刷できないことが判明。ワードで書いていたのに,印刷できないのでは提出できない!

初年度特有のトラブルといったとこでしょうか。とりあえず,大学側のミスなので,締め切りは5日に延期されました。

Copyright (C) 2004 MH.net